初めてのポーランド:
ワルシャワ着の当日、ストリートピアノを弾いたらすぐに人だかりができ、拍手と歓声に温かい国民性を感じました。
サロンコンサート本番:
ベートーヴェンの悲愴ソナタでは、「戦争で焼けた黒い土」から始まり、「自分を襲う悲しみ」、「つかの間の夢」、そして、「自分で未来への道を切り拓くがそれもまた苦難」というイメージで、全楽章を、12歳の自分なりに多くの楽器の音色で表現しました。
曲間では英語とポーランド語で挨拶し、沸いてくれて嬉しかったです。
邦楽曲では、日本の美しさを紹介する気持ちで演奏しました。
ショパンのアンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズでは、ショパンの聖地ワルシャワで省略なしで演奏でき、たくさんのBravo!をいただいて、一生ものの感動でした。
アンコールで急遽ヴァイオリニストの姉と共演できたのも幸せでした。
小学生でこのような機会を下さり、僕を育ててくれる全ての環境に感謝します。
2019年8月16日 新世界サロンにて